岬町のB&G海洋センター主催のサバイバルキャンプに自給投網講師として行って来た。
敢えて厳しい真冬に行おうと言うコンセプトで、
海洋センターの職員の皆さんと、日本プロライフガード協会の皆さんの運営の元に
非常に意義のある2日間を過ごせました。
皆さん有難うございました。^^
自然素材の竹による食器作りや、救急法、ロープワーク、災害用資材の試用、極力そこで自給して食べるなど、
子供達にとってはとても貴重な経験が出来ただろうと思います。
竹でお皿やお茶碗、スプーンや箸などを作る。
2時間ほどで全員分が完了。
3日分パックになっている非常用食料と水とエマージェンシーブランケットのセットを試用。
基本栄養の入ったすごく甘くて油っこいブリケットで昼食を取る。
一回分一個を食べるのにみんな一苦労。^^;
子供達に一人一人中々難しい投網の講習後、釣りを大人に教えてもらいながら
海洋センターのある夷隅川河口で可能な限り食べ物を手に入れる。
前の日までずっと夷隅川に魚が中々来なくて、これは厳しい自給戦になるかもと想像していた。
地形に対する風向きもあって釣りは苦戦。
でも釣りでは小さなモクズガニが釣れ、子供用の投網では小エビがけっこう入った。
ほんの30分程の干潮時に地元ではヒラボと呼ばれる、磯シジミも取る。
真冬の潮干狩りだ。(これは良く取れた。)
前半自分も本流の砂州の方で投網を打ったけど、中々群れにはあたらなかった。
今夜のご飯はどうなっちゃうんだろう、、とみんなが心配し始める。
後半、頼みにしていた潮が上がる途中の橋からの投網に向かう。
子供達と一緒に潮の上流からの流れを見ていると、、
な、なんと鯔の大群が押し寄せてくるではないか!!
これ程までの大群は自分も始めて見る光景だった。
後で感じたんだけど、夷隅川の主(千と千尋の”ハク”のような)が、
みんなの活動を応援しに来てくれたんじゃないかとマジで思った。
自然に回帰しようとする人々には、大自然は味方になってくれるんです。
ちゃんと厳しさを教え悟しながら。
これは今までの経験で確信出来ている。
子供達の見ている前で、たくさんの魚が網に入ってみんな大喜び。^^
みんなで外で調理する。
手伝ってもらいながら2,3時間かけて切れない備品の包丁で10数匹のでっかい鯔をフライ用と刺身にさばいた。
終わる頃には手も身体も寒さでかっちんかっちん。w
鯔の表面の匂いをみんな心配していたけれど、くせの無いフライと刺身を食べて安心したようだ。
おいしい!!との声が。
全部の料理が出来て頂きますをした頃にはもうフライは冷めていたのがちょっと残念。
揚げたてのあの美味さを今度味わってみてね。^^
屋内唯一の暖房に集まって暖を取る子供達。
千葉テレビの取材が来ていて、土曜日の6時のニュースで流れたようだ。
ココではざっと紹介しただけだけど、皆さんのお力で今回のサバイバルキャンプには各所に凄く大切な意味が網羅される形になっていました。
追々HPの方で特集を組んで紹介します!
今日の順位見てみてね^^
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posted by zaki at 22:46| 千葉 ☁|
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