千葉知事選公開マニフェスト討論会行って来た。
来た候補者は堂本さんと弁護士で共産党系の山田さんのみ。
青年会議所の度重なる参加要請努力にもかかわらず森田健作は不参加。
コーディネーターの田岡俊次氏もあきれていた。
反堂本の石原都知事に抱っこされて送り込まれているだけの森田健作は
千葉の事知らないから討論会に来てもまともに立ち会えないんじゃないかな。
無様な論戦晒すくらいなら不参加決め込んで自民党組織票に任せる作戦と見た。
一般参加者の質問は出来ないとの事で、
一宮の海岸護岸の写真をA4に引き伸ばして、最前列で候補者に見えるように掲げつつ視線で注意を即しながら討論を聞いていた。
会場の人に語りかける話し方の堂本さんは気付いたようで、時々視線で意識をこっちに向けて来た。
目がわるくなければ何の写真だか理解したはず。^^;
変な頭の髭面のオヤジが目前で写真向けてるので普通気付きそうなもんなんだけど、
山田さんはボーとした顔で観客にアイコンタクトもせず、空を眺めながらきれい事を並べていたので気付きもしなかったみたい。^^;
なんか頼りないなあ、という印象だなあ。
実行力感じなかったな。
堂本さんの方は前の公約で突っ込まれつつも、
4年間やって来た県政の実体験から出てくる話が中心だった。
堂本さんは一宮の護岸には反対しているとのうわさは聞いていたんだけど、
意外に環境問題に関する話はそんなにしてなかったね。
県民一人一人の声が反映される県政にして行きます、というのを主軸に話していた。
なんか地に足の着いていない他の二人と比べちゃうと、やっぱ堂本さんしかねえなあ、って感じだなあ。
人間的にも信頼出来そうなインスピレーションを強く感じた。
自然環境活動の人達はみんな堂本さんみたいだね。
操り人形の森田健作にコンクリート行政や官僚との対決を望むのはまず無理でしょう。^^;;
堂本さん勝ってくれッ!!
すでに海岸の直接護岸がされていた一ノ宮海岸のコンクリートが、去年の台風で一部壊れたとのことで
国から災害助成金が10億とか出たらしく、
金に物言わせて去年から調子に乗って壊れてないとこまでコンクリート引っぺがして、さらに護岸を拡大されてしまったこの現場。
凄い大規模な工事だった。
とんでもない死のモデル地区だ。
今後温暖化による海面の上昇と共に、砂浜はどんどん陸に前進してくるのは当たり前なのである。
目に見えている砂浜が無くなったとたん、この状態にされるのだ。
実はここの陸側には数百メートル民家は無いのにこの状態にしている。
このままだと将来の日本の砂浜が全てこうなる危険が迫っている。
悲し過ぎる。
この写真の遠くに突き出している突堤は、海流を遮って砂浜を回復するために作られたもの。
すでに九十九里海岸一帯にそれが突き出している。
これだけでも美しい海岸線が切れ切れになっている。
悲しい事だ。
ところが九十九里ではこの突堤の効果が少ない、または逆効果になっている場所が多いのである。
明らかに設計ミスだ。
結局突堤の効果が出なくて、砂浜が迫って来てしまった所からどんどん砂浜が護岸されて行くのだ。
一宮以外にもそういう場所が既にけっこうある。
永劫の昔から、氷河期のサイクルや地殻変動で、海岸の前進後退は自然のダイナミクスで常に繰り返されて来た。
人間も含めて、江戸時代までは陸の動物はそれに合わせて前進後退を繰り返して来たんだよね。
それが自然な形であり、受け入れるべき自然のダイナミズムなんです。
コンクリートと言う近代技術に手を染めてしまった人類が、へのツッパリと金欲で海岸を殺し続けている。
自然に抗い、破壊し、支配しようとする人類の驕りと大罪が、いまだに侵攻し続けている。
辞めさせて行こうぜッ。
海面が上昇してくる前に、早めに海岸住民を優遇したセットバック政策をしっかり進めて行けば、
寄せては返し、寄せては返し、海はそのままに前進後退を繰り返してゆけるよ。^^
海岸の生態系も、徐々に陸に向かって移動してくる。
人間が欲と驕りを悔い改めて、自らを生かしてくれている大自然の意思に回帰してゆけば、答えはかならず与えてくれるよ。