2005年05月31日

続、歌舞伎町の夜。

バタバタがちょっと納まったので、遅くなっちゃったけど続編行きます。^^


その日の歌舞伎町ライブで声が出ないとマズイと言うことで駐車場の車のベッドで寝っころがっていた。
あまり寝付けなかったけど、それも自然の流れと思いままに過ごしていたら、朝別れた○○組のおっちゃんから電話が来た。
おお、○○ちゃんか、どうしたん? 今日行ったらライブは出来そうかい?
と聞いたらきっと出来ると思うよ、と言うので、じゃあ夜に行くね、と言ってもう一眠りした。

夜8時過ぎて、機材とギターをまとめて駐車場から歌舞伎町に向かった。
ヤングスポット(コマ劇場前の広場)に行って昨日の連中はいないかなと探していたら、
狽ソゃんがいた。
昨日は胃が痛いと飲んでいなかったけどみんなと一緒にいた、俺を軽く一回り大きくしたような威丈夫の若者だ。
目に修羅のキツさを漂わせたレスラーっぽい若者。
でも彼はすごく優しい男だとオレは逢ってすぐ分かった。
彼も歌舞伎町の住人だ。
昨日は一度握手をしてあまり話さなかったんだけどちょっと怪訝そうな眼差しで俺を見ていた。
いつもは彼がけんかを止める役なんだとおっちゃんの愛人が言っていた。
昨日の明け方の修羅場にも立ち会っていた彼の、オレを観察している視線を感じていた。

若い女の子ナンパして遊んでいた狽ソゃんに後ろからお疲れさん、と肩を叩いたら、
うわっビックリした、と笑顔で軽く俺の腹をどついて来た。
彼の拳にハートがこもっていた。
オレを友達として認めてくれたんだと一瞬で伝わって来た。
オレもハートをこめて軽くどつき返す。^^
拳というものには、こういうコミュニケーションの力もあるのだ。
殴り合って、打ち解ける力さえある。
拳に込める心の問題なのだ。
男組や男一匹ガキ大将を読んだ事がある人なら想像が付くよね。(笑)
これは剣を交える事にも通ずる。
魂のやり取りさえ出来る奥の深い世界。
相手を滅ぼすための剣や拳は危険な武器に過ぎないのは言うまでもない。

お、楽器持って来たんだ、やれやれえ〜ッ、みんなあっちに居るよとヤングスポットの奥を指差した。
昨日の面々と知らない人達も混じって飲んでいた。
きのうの務所帰りのおっちゃんが、みんなに酒おごってくれているαさんだ、挨拶しなよと言うのでよろしくお願いしますと握手した。
真ん中でやんなよ真ん中で、と言うのでヤングスポットの真ん中にアンプをセッティングを始めたんだけど、
彼らの居るヤングスポットの奥には他に人がいないし、狽ソゃんにどっち向いてやろうかなあと言うと、奥にゃあ彼らしかいないしやっぱあっちでしょうと正面のコマ劇場の方を指すので、
俺もみんなに聞いてもらいたかったから正面を向いてセットした。
CDとか物売っちゃやっぱマズイよねえと○○組のおっちゃんに聞いたら、
近くに何人か居た△△組の人達に話し掛けてくれて、ここで商売やるには△△組の許可が要るんだってよ、ライブやるだけならOKだよと話を通してくれた。
そのすぐあと、△△組の若い兄さんが自分の作ったCD売るのかい?と聞いて来たのでそうだよ、と言うと、
ああそれなら売ってもイイよ、的屋みたいに出来合いのもの売ったりしなきゃいいんだよと言ってくれたので、そうなんだありがとう、と笑顔で言うと彼も笑顔を返してくれた。
清々しい笑顔だった。
また一つ気持ちが繋がった気がした。^^

9時位はコマ劇場の大スクリーンの音楽やパチンコ屋の騒音がうるさくて、アンプ無しでやっても周りにゃ全然聞こえない。
後ろで飲んでいた何人かも前に回って来てくれて、アンプを一個全開にして正面に向かって歌い出した。
騒音の中集中がし切れなかったけど、出来る限りの気持ちを入れて6曲歌った。
知らない人達も周りで聞いてくれていた。
とくに失敗もなく歌い終わった後前を見ると、飲んでいた例の連中はきれいに居なくなっていた。
なぜ居なくなったのか、その時は見当も付かなかった。
おそらくコマ劇場に近い所ほどスクリーンの音と混じっちゃってまともに聞こえなかっただろうなあと思いながら、
ヤングスポットのコマ劇場側に屯して聴いていた人達の所に行って、持ってきたチュウハイを周りの初めて合う人達に勧めながら、ちゃんと聴こえてた?とか話をしていた。

たまたま隣に居た知らない何人かと飲みながら歌どうだった?とか話をしたら、
ずっと聴いてた、イイ感じだったよと40前後のキリッとした顔の人が言ってくれた。
しっとりした感じの哀愁系の曲が多いからねえ、と言うと、
俺みたいな年代の人間はああいう歌がいいねえ、と音楽の話が始まった。
俺の曲はメロディーは歌いやすくても、コードとかかなりアクロバットな使い方してるので
玄人は面白がってよく聴いてくれるんだけど、素人さんは最初感覚がつかめなくて第一印象をあまり感じない人も多い。^^;
それでも3回位聴くとその味がわかって来るみたいで、馴染むとスルメ状になる人も多い。
ジャズ系の音楽を聴いて来た人にはすぐその雰囲気が伝わる。
そのあにさんはけっこう音楽聴いて来た人のようで、話したら年もおんなじで意気投合してしまった。^^

ζって言うんだ、元やくざだよ、今は普通に仕事してる。
俺はZAKIだよろしくね、と話している所に、居なくなっていた連中が戻って来た。
どうやらカラオケに行っていた様だ。
歌っている最中にみんなでカラオケに行ってしまった訳は、ずっと後で分かった。
その後、その件でブン殴られる寸前まで行くのであった。

その3に続く、、



この物語りはフィクションです。
全ての登場人物は現実の団体とは一切関係ありません。
posted by zaki at 14:25| 千葉 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 講演LIVE・ストリート・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月30日

この数日間に南関東で大地震が発生する可能性に関する情報。

けっこう過去に地震予測が当たっているFM電波の変化による研究データを公開しているサイトの情報です。
地震関係の情報掲示板でもある程度評価を得ているサイトのようです。

過去の観測例では地域や日時など予測範囲から若干外れて実際に起きている場合も多々あるようです。
(過去データを見ると分かります。)
自分も今日知ったんだけど、念のために防災用品チェックして無い物を揃えて171の災害時時伝言ダイヤルを家族に確認して準備をしました。
ここの2005年の一番新しい観測の所です。
防災準備の確認にもなると思うし、それぞれが判断して下さい。
6月に公開をやめるというのが残念です。

EPIO
http://epio.jpinfo.ne.jp/
posted by zaki at 22:09| 千葉 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 野生化変則日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月27日

PCトラブルから復帰

先週からPCのモニターが壊れててやっと回復しました。^^;;

ZAKIライブの告知です。
明日の28日(土)16:00から、岬町サーフタウンフェスタで歌うので来れる方は見に来てね。^^
千葉県夷隅郡岬町の太東漁港となりの海水浴場です。
29日はライブディレクションとエンジニアリングで参加。(時間があれば歌う)
6/5(日)にもしっかり歌います。(この日は夷隅川河口海岸。)
町ぐるみの大きなイベントで、NHKやTV東京と千葉テレビ、BAYFMなどの収録も入ってます。

岬サーフタウンフェスタのHPです。
http://www.misakiss.com/surf/festa/
posted by zaki at 12:12| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 野生化変則日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月19日

歌舞伎町の夜。

歌舞伎町でストリートがやりたかったので、火曜日状況を見に行って来た。^^
いきなりデカイ音出したら気に食わない人達に囲まれそうだったし、
チュウハイ片手にヤングスポット(コマ劇場前の広場)に座って様子を見ていた。
そしたら座って間もなく、みちのくプロレスの誰々さんじゃないか、久し振りだねえ、と声をかけて来る人がいた。
へ??おりゃレスラーじゃないよ、昔タイガーマスクの事務所の人にシューティングに誘われてはいたけど、そんときゃ断ったんだ。
ミュージシャンだよ。
なんて話になって、一杯飲まないかい?と持ってたチュウハイを差し出すとおーありがとうと話し始めた。
4人殺しちまって16年務所に入ってた。
こないだ出て来たばっかりなんだよ、すぐ殺しちまうんだよ、何日か前にも人切った。
おりゃ根性だけは誰にも負けねえよ。
○○組みなんだ、と人懐っこいやさしい笑顔で話すおっちゃん。
ニコニコ人の良さそうな顔で話すので、
あんた殺すような人には見えねえよ、と、おりゃてっきり冗談だと思ってた。
仲間紹介するよ、と広場でダンボールひいて酒のんでた人達の所に連れて行ってくれた。
話し聞くと、現役や元やくざ、だんながやくざの女江戸っ子みたいなおばちゃんやら、HLの人やらの飲み仲間なんだって。
歌舞伎町の住人達だった。
あんたもやくざかい?とかいつものように勘違いされながら、なんか妙に気が合っちゃってしばらく飲みながらバカ話をしていた。
すごい楽しかった。^^

その後最初声を掛けて来たおっちゃんと女江戸っ子のおばちゃんと一緒に離れて飲んでいた。
実はその二人、おっちゃんが務所から出て来てから、ガチガチやりあっている真っ最中だったのだ。
二人が楽しそうに話している時は、一種の愛情さえ感じていた。
おっちゃんの話は全部本当だった。
務所から出て来て、昔の権勢を取り戻そうと歌舞伎町のど真ん中で一人で体張って居るおっちゃんだった。
おばちゃんを妹分だと世話してやっていると言うのがおばちゃんは気にくわネーんだ。
すげえ剣幕でおっちゃんを罵倒し続けるおばちゃん。
最初は楽しそうに話していたおっちゃんの口調が荒くなって来た。
顔色が真っ赤に変わって来た。
周りの者が止めだした。
あんた俺の顔が真っ赤になって来たのわかるだろ、こうなるともう見境ねえんだ、もう我慢ならねえ、、殺されてえんだなオメエとおばちゃん連れてどっかに行こうとしたので、やべえ、、こりゃホントに殺ると思ってなんとかおばちゃんを呼び止めた。
戻って来て座ったおばちゃんの頭を不意に後ろからバコッと蹴って、腹をドカッと蹴り飛ばしておばちゃんが吹っ飛んだ。
ヒデエ事しやがってと俺も頭に来て、女蹴るんじゃねーヨッ!!と怒鳴り付けておっちゃんを説得しだした。
かなり端折って書いているんだけど、一時はお互い若い衆呼び合って乱闘になる寸前だった。
何とか納まってくれて、また4人で路上で飲み出した。

おっちゃんは組の命令だったら自分の子供も殺すと言う。
俺はそんな状況だったら殺しに来るやつらを全員殺してでも家族を守る、と言う。
それに日本人全員の命が掛かっていたらどうする?と言われた。
徳川家康を思い出した。
そこがあんたのまだ甘い所なんだよ、とニコニコしながら言れた。
なんか一本取られたようで、ううんと唸ってしまった。
あんた夢はあるのかい?と言われて、俺の夢はね、地球の平和を守ることだ、と言ったら
あんたあれか、ウルトラの警備隊になりたいんか、アハハと笑った。^^
色んな話をした。
歌舞伎町の人間達の事も色々教えてくれた。
おばちゃんも2人とも、こんなヤツと付き合ってたらロクな事にはならねえぞ、と順番に俺に耳打ちしてくる。(笑)
あんたここに何しに来たんだ、と聞くので、歌を歌いたいんだと言うと、良しじゃあ話通しといてやるよというので、じゃ明日機材持って来るよと言うと、明日か??ううんどうかな。
おばちゃんの妹分のお姉ちゃんも来てカラオケに行こうと言いだしたので、一時間やって来た。

店から出て、落ち着いて来たなあと思って飲んでいたら、今度はかたぎとやくざの若い二人連れがツッケンドンに○○ってヤツはいねえか、と言い寄って来た。
片方はやっぱり6年務所に居て出て来たばっかりらしくて、誰かに恨みがあって探しているようだった。
今度は、人に物聞くのに礼儀がなってねえだろうと乱闘になりかけた。^^::
お互い務所帰り同志でやり合ったら殺し合いになりそうだった。
ツレだった堅気の人もおばちゃんも何とか止めさしてくれと言うし俺もまたヤベエ、、と思ったので仲裁に入った。
俺も見ていておっちゃんの方に道理があったので、ニコニコしながら若いあんちゃんを説得してあんちゃんが謝ったらなんとか仲良くなってくれた。
もう夜も明けて来ていたので帰るよと言うと、突然おっちゃんが啖呵を切り出して2千円置いてけ!!と言い出した。
それまで気分良くコンビニの酒代とか出してたしストリートツアーの予算も使い過ぎてたので断ったら、頑として引かずにコエエ声出して啖呵切り続ける。
俺には俺の都合ってモンがあるんだよ、大事な金なんだと宥めて握手の手を差し出すけど握らない。
それでも切々と説得するけどダメだ。
でもあんたみてえのは初めてだ、とちょっと笑って目だけは合わせてくれた。
こりゃラチあかんなと思って、じゃあ今日の夜歌いに来るぜ、と言って寝なきゃ声がマズイと駐車場のベッドに向かった。
目だけは合わせたまま、じゃあねと手を振って歩き出した。
おっちゃん体は啖呵のポーズ決めながら、目だけは笑っていた。

と言うことで、
水曜(朝だったのでその日)の夜、歌いに行った。
お話の続きはまた次回。(笑)

探しづらいので続きへのリンク載せときます。
続、歌舞伎町の夜
歌舞伎町の夜、3

この物語りはフィクションです。
全ての登場人物は現実の団体とは一切関係ありません。
posted by zaki at 20:33| 千葉 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 講演LIVE・ストリート・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月18日

新宿ストリート。

数日前からストリートライブやりに新宿に寝泊りしている。
と言っても西口の三井ビル地下の一日2千円の駐車場で、例のベッド作ったタウンエースの中に泊まっている。
今中野の銭湯に行ってきた帰り。^^
去年弾き語りスタイルを始めたばかりなので、作編曲では知られているけど歌うたいとしてはまだ認知度がないおれは、初心に戻って大道芸人から始めることにした。
レコードなんて無かった時代のミュージシャンはみんなそうして生きて来た。
ストリートはミュージシャンの原点なのだ。

写真がないんだけど、あまほろさんが教えてくれた日曜日の西口中央公園での新宿連絡会の炊き出し
(ホームレスこの後略してHL、の人達が何百人か集まる)
で歌えたら歌おうと思って、様子見がてら行ってみた。
あいにくの降ったり止んだりの天気だったので、機材は持たずに炊き出しの流れを見ていた。
仕事に行ってきたというおっちゃんと話をしていたら、炊き出しと一緒に活動しているファミリーという教会の宣教師さんが(苗字忘れてしまってごめんなさい^^;)話しかけてくれたので、
ミュージシャンなんだと話すと、あじゃあぜひ歌って下さいとのことで、宣教師さんが持っていたギターで2曲歌わせてもらった。
HLのみんなの前で歌うのは初めてだ。
それぞれに、人生の地獄を味わって来た人達だ。
自分の歌が伝わるのかどうか不安があった。
合間に歌の歌詞に合わせて聖書のお話をはさんでくれた。
俺、歌っていて魂が入ってくると目を閉じて歌うくせがあるので、お客さんの顔が中々見れないんだけど、
歌い終わったあと、目の前のおっちゃんがとても喜んでくれていたので救われた。^^
アンプを使ってなかったので、後ろの人達までは聞こえなかっただろうなあ。
その後、炊き出しを仕切っている笠井さんとも知り合いになれた。
また来て歌ってよと言ってくれた。
今度は自分の機材持って歌いに行きます。^^

火曜の朝はやはり西口中央公園で6:30から始まるあまほろさんの530(ゴミゼロ)部隊に参加して来た。
あまほろさんとのこれからの活動がまた楽しみだ。^^

ちなみにおれは色んな宗教の事を聞いたり読んだりするのが大好きだ。
世界の宗教を知らずして世界の本当の姿は見えて来ないしね。
今は代々続いている新潟本山の法華宗の仏壇に親父とご先祖さんに感謝しつつ、岬町の地元の氏神様を祭った神棚にご挨拶をして、大自然の神々と共に生きている。
宗教は自由なのである。^^v



posted by zaki at 19:20| 千葉 ☔| Comment(8) | TrackBack(0) | 講演LIVE・ストリート・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月13日

ごめんなさい、ありがとう、、

きのうの漁獲。^^

セイゴ(スズキの小さいの)は、夕方から夜にかけての満潮への潮に乗ってやって来る。
ちょうどそんな潮周りだったので、夷隅河口で夕方ほとんど暗くなるまで4,50回網を打ったら何とか入った。^^;
あー疲れた、、
30cm前後のセイゴ5匹にボラ一匹。
日没の満潮に向けて。

その6時間前の昼の干潮時には貝を取っておいた。
明日からしばらくストリートツアーに出張るので、多めに取っておく。
これ位に2時間かかる。

投網を打って帰ったらもう7時。
その日の食卓にのせるには、まだ生きたままのセイゴを刺身にする事になる。
取って帰ったらすぐ刺身。

おそらく生命の危機には魚も脳内麻薬のシステムが働くのではないか、と思いつつ包丁を入れる。
横では小2の清太郎がボラの鱗を取っている。
生きたまま料理される魚たちを子供達も見る。
魚から血しぶきが出てのたうつ。
娘が可哀想、、と言う。
食事の前に、オレがごめんなさい、ありがとう、と手を合わせるのを見て、
清太郎が、なんでごめんなさいなの??魚は人間に食べられるのが嬉しいんだよね。
魚は人間に食べられるために生きているんでしょ?
と聞いた。
清太郎は刺身が大好きなのだ。
いや、魚は自分が生きるのを楽しむために生きているんだよ。
人間に食べられるのも、切られるのもすごくイヤに決まってるよ、と答える。
生き物を殺すのはすごく可哀想だし、いけない事だ。
でもお父さんは生きた魚を切って料理している。
それは僕たちがおいしい夕御飯を食べるため。
清太郎はそれが分かっているのだ。
だから、魚は人に食べられるのが嬉しいんだと自分で決めて、心の中でその矛盾を解決していたんだ。
ちょっと考え込んで、
魚は死んで天国に行ったらまたいーっぱい遊べるし、北海爺ちゃん(自分が生まれた年に亡くなった爺ちゃん)にも逢えるもんね、頂きまーすっ!!
と言ってうまそうに食べ始めた。^^
その日、清太郎がめずらしく夜泣きしてあばれた。

人は生き物を殺して食べないと生きてはゆけない。
実はいつも食べている野菜だって同じなんだという事にもいつか気付くだろう。
清太郎はそれをどういう風に受け入れて行くんだろう、、
posted by zaki at 12:04| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 野生化変則日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月10日

また更新空いちまった。

忙しーモンはしょーがネーや。^^;
GWはあっち行ったりこっち行ったりそっち行ったり遊んでんだか仕事してんだか訳分かんなかった。

この2,3日ちょっと時間が出来たので食いもんだけは獲りに行った。
8日は久し振りに太東漁港に網打ちに行ってみた。
やっぱり舌平目が入っていた。
小さいけど今年初の一匹。^^
31cmのコノシロも今年初。
小骨が多いので薄造りにした。
あ、このガザミも今年初だ。(笑)
そういや全部初ものだ。
今年初と言えば、その前の日にチンチン(黒鯛の小さいの)も一匹入ったな。
やっと魚種が増えて来て、にぎやかになりそうな気配。^^
5-8

きのうからまた昼間が干潮の潮周りに入ったので、一人で取れるもんはてきとうに取って来た。(一時間位)
ごちゃごちゃになっててワケ分からんけど、イボニシにイワガキにイガイの大きいの、そして昆布科のアラメ。
5-9干潮

その日の夕方、満潮にかけて一時間夷隅川河口で網を打つ。
魚影は薄かったんだけど、コハダが7匹に47センチのボラが一匹。
酢と塩で〆た新鮮なコハダは中々美味い。^^
小骨もまだ細くて、親のコノシロほど気にならない。
5-9

9日はなんだかんだ獲れたので、食卓はにぎやか。
イガイで出汁を取り、うちの有機のホウレン草とサヤインゲンを入れたショートパスタと、イワガキのポン酢に、いぼにしの塩茹でとボラの刺身。
この日はけっこう贅沢だった。
その日の晩飯。

下にも出て来た救急救命士の先生やっている下の弟の鼻の穴に指を入れてみた。
鼻血が出ても先生だからダイジョブだ。^^
て言うかスポスポだった。
実は2番目の弟も鼻の穴のプロだ。

だからといって特に意味はないというコトは言うまでもない。^^
posted by zaki at 23:02| 千葉 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 野生化変則日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月01日

磯しじみクリームソース。

これ中々うまかった。^^

よくモクズガニやショウジンガニを砕いてクリームパスタソース作るんだけど、
今回は磯しじみで。
パスタオイルはオリーブオイルじゃなくてマーガリンの方が貝の味が引き立つ感じがする。
殻がでかい^^;

遅くなっちゃったんだけど、先週の土日のくりもとミレニアムシティーワークショップの様子です。
今回は土曜に救命法や災害時のサバイバル講習、日曜には健康にとても良い雑草による酵素作りがあった。
ミレニアムの体験ワークショップはほんとにためになる。
救命法は、下の弟が救急救命士養成学校の先生をやっているので、講師として来てもらった。
みんな怪我をした。

災害時の救助に役立つロープワーク。
締まりやすく、解けやすい。

夜ライブが終わって、取って来たイワガキを焼いてサービス。^^
ちょっと砂まじり。

ちょっと写真がないんだけど、災害サバイバル講師の井上浩一さん(防災ネットワークプラン)の教えてくれた、ティッシュとホイルと空き缶だけで作るサラダオイルコンロが素晴らしかった。
あれは使える!

酵素作りがこれまたすごかった。
10キロの雑草を狩り集めて、10キロの砂糖と酵素で一週間漬けるのだ。
酵素作りはうちでも今度やってみるつもり。^^
雑草と砂糖だけで作る方法もゲットした。
やり出したら今度UPするねー。^^
posted by zaki at 15:03| 千葉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 野生化変則日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする