2009年06月22日

ZAKI農園の南国フルーツ販売開始! 師匠のマンゴー

自分が作っている自然農法のマンゴーはまだ小さくて、収穫まで2年はかかるんだけど、
石垣島での果樹栽培のお師匠さんであるおじいの無農薬マンゴーの販売も、ZAKI農園として始めることになりました。^^

果樹栽培の師匠はうちの奥さん方の親父さんなんだけど、(シャイなので写真はペケ)
終戦後、宮古島から石垣島に渡り、開拓移民として正に未開のジャングルを開墾し、
0からの自給自足生活から農業を始め家族を養って来た、オレなんかより全然スゴイおじいなのである!
当時文明の利器も道路さえほとんどない中での自給生活、大変な苦労があったとのこと。
ZAKI農園の南国果樹の作り方もこの爺ちゃんに習っているのだ。
そのお爺の自給自足用の無農薬の畑に色んな果樹が植わっているんだけど、
6,7年前から栽培している無農薬マンゴーがけっこう採れるようになったので、インターネットで売れないかな、と相談があり、
じゃあ、まずブログで販売してみようか、と言うわけでスタート。^^
完熟待ち!
完熟すると自然に落ちて来るので、袋をかぶせひもで釣る形で大きくする。
マンゴーは農薬を使わないと栽培がすごく難しく手間がかかるので、
無農薬のマンゴーはほとんど出回ってないんだよね。
あの超高価な宮○マンゴーも薬をたくさん使ってるんですよ。(まれに無農薬もあるようだけど)
無農薬だと量が取れないんです。
何度ももらって食べているけど、おじいの無農薬マンゴー、味は抜群!!
石垣島でもめったにない、希少な無農薬マンゴーを普通の石垣産マンゴーより安い値段で販売を始めます!

初売りキャンペーンで全て送料無料! 代引き手数料、消費税込み!
石垣島産、”無農薬”のアップルマンゴー、
Aクラス(1個300g以上の秀品)
1kg(3個)5000円で販売します!
Aクラス2kgなら8000円!
ご贈答用などにどうぞ。^^  
Aクラスは収穫順の運が良ければ大玉の特級品が混じるかも。
普通は特級品は別売りで高く売っているようなんだけど、今回は300g以上に含めています。^^

Bクラス(小玉のものや、傷はあっても味はおんなじ!)
1kg(4〜5個)を3500円で販売。
2kgなら5500円!

清太郎も大好き!
表面の白っぽい膜は自然のもので、もちろん薬ではありません。^^
これからもっと大きくなってりんご色になって行きます。
筋金入りの自給自足のプロ、清太郎の爺ちゃんが作った無農薬マンゴー。
無農薬なのに相場より安過ぎるとは思うんだけど、
おじいが、肥料代にでもなればいいから安く売ればいいさ、と言ってくれてるので(さすが師匠!)
初売りキャンペーン価格ということでこの値段で販売します。^^

石垣島のマンゴーは6月末から7月にかけての収穫。
強い台風が来ると全滅の恐れもあるのでお早めに予約を!
完熟したものから発送する形なので、期日の指定は出来ませんが、先着順で発送して行きます。
台風の関係で予約しても発送出来ない場合もあると思いますのでごめんなさい。^^;;

石垣島ZAKI農園、師匠のおじいが作った、
希少な”無農薬”のアップルマンゴー!
超高価なブランド品買うより、手塩にかけた無農薬の本物を。

☆ご好評につき、今年度2009年のマンゴーの予約は締め切りとさせていただきました。
皆さんありがとうございました!
青パパイヤの方は通年収穫可能なので、引き続き予約OKです。

ご予約はこちらのメールアドレスへ→  zaki.firm2@gmail.com
お名前、住所、電話番号をお書きの上ご注文下さい。



posted by zaki at 22:35| 沖縄 ☀| Comment(7) | TrackBack(6) | 野生化変則日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ZAKI農園の南国フルーツ販売開始! 青パパイヤ

ZAKI農園の南国フルーツ、島バナナやグアバ、マンゴーなどまだまだ育成途中の物が多いんだけど、
収穫が始まった自然農法の青パパイヤと、今回一緒に売り出すことになった自分の師匠の無農薬マンゴーから販売を始めようと思います。^^
            
まず青パパイヤ!
 

沖縄では普通にパパイヤイリチー(ツナとの塩味炒め。野菜としていただきます。ご飯に最高!)にしてよく食べている食材です。
皮をむいて千切りにして、だしをパラパラ、ツナと一緒に塩味で柔らかく炒めるだけ!
不思議なほどご飯に合う!

ソムタムなど、サラダにしてよく食べているタイの人に言わせると、
熟す前の青パパイヤはダイエットに効果があり、他にも、抗酸化作用、整腸作用、便秘解消、疲労回復にも効果があるスーパーフルーツなんだそうです。
ソムタムの作り方紹介HP               
沖縄のおじいおばあの長寿を支えてきた食べ物の一つなんでしょうね。
ZAKI農園の青パパイヤは、無農薬無肥料の自然農法で作った、
野生状態に近い生命力の逞しいパパイヤです。
自然農法の生命力の強い食べ物を食べると、生命力を頂けます!!
ビシッと締まっていて冷蔵庫で10日以上もちます。(千切りにして冷凍もOK!)
まず内地では手に入らない自然農法の青パパイヤ3kgを、
初売りキャンペーンで送料無料! 代引き料、税込価格、3500円で販売開始します。

保存しながら健康食として食べて下さいね。
おれ自身が最近、病気してるんですか?と心配されるくらい勝手にやせて来てるのもその影響があるのかも。(もちろん元気だよ!)
普通の青パパイヤの乾燥の物がよく売っているけど、美味しさ栄養ともに生が1番です。
野生種.jpg
青パパイヤは通年取れるけど、今年はまだ収穫量が少ないのと、台風でやられちゃう事もよくあるので、
年間通して収穫しだい発送する形なので、期日の指定は出来ませんが、先着順で発送して行きます。

ZAKI農園の自然農法で作った青パパイヤ3kg。

初売りキャンペーンで送料無料!

代引き料、税込で、3500円で販売開始しましたが、現在台風のために秋まで出荷停止中です。


ご予約はこちらのメールアドレスへ→  zaki.firm2@gmail.com
お名前、住所、電話番号をお書きの上ご注文下さい。

☆青パパイヤの食べ方色々!

青パパイヤを料理したことがない方が多いと思うので、こんな料理にイケますよ、という例をご紹介します。^^

青パパイヤのンブシー(ンブサーとも言う)
IMG_3499.jpg
これも青パパイヤを使った沖縄の定番料理です。
ンブシーというのは煮物のことで、もしかしたら”ん”から始まる日本唯一の食べ物??
沖縄では塩、醤油、昆布をテビチ(トン足)と一緒に煮るんだけど、
色々アレンジがきいてこれまたご飯にとっても合います。^^
例えば鶏肉、豚の3枚肉(バラ)や豚の中身(白モツ)、手羽先、牛スジなんかもOK。
これは自己流の味付けだけど、鶏肉のモモ肉を昆布がなかったので鶏スープと醤油、カツオ出汁に塩を合わせて煮込んでみました。
大根と同じような感覚で煮物に出来て、大根よりコクがあるみたいな?
料理に仕上がります。
ポイントはパパイヤを煮過ぎると柔らかくなりすぎちゃうので、
時間のかかるものを先に煮込んでからパパイヤを入れ、
パパイヤが煮崩れしない適度な固さに”なる前”に火を止めて余熱でほっとくとちょうど良い煮加減になります。^^
豊富なパパイン酵素の力で肉が柔らかくなる。

青パパイヤを皮むきで皮をむいて種を取りぶつ切りに。
そして煮込むだけ。
ブリ大根やイカ大根のようにシーフード系も合うと思いますよ。
P8070037.JPG
これは豚の中身(白モツ)で煮ているンブシー。
P8070050.JPG

相性の良いツナと一緒に夏野菜カレー。
ジャガイモの代わりに青パパイヤを入れます。
ツナの塩分が出るので、ちょっと水を多めにしてケチャップを足すとちょうど良い感じでした。
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青パパイヤはキュウリやキャベツの千切りと同じように使えますよ。
例えば冷やし中華。
青パパイヤをサラダ状にして食べるには、生だと歯応えが強いので、
皮をむいてスライサーの千切りにする部分で細く下ろして、(沖縄語でシリシリすると言う)
ビニール袋に入れてすりこぎ棒でバンバン叩いてやると、しんなりして歯応えもある独特な食感(ソムタムのような)になります。
これはたまたま実が熟しかけて、中がオレンジに染まって来た青パパイヤを使った冷やし中華。
フルーティーな甘みと歯応えが腰のある冷たい麺によく合います。^^
冷やしたぬきにのせてもOK!
P8070026.JPG

また色々、青パパイヤメニューを増やして行きます。^^
posted by zaki at 20:05| 沖縄 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 野生化変則日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ガザミ取り。

他にもタコ漁やらシャコ貝やら色々やりたい漁があるんだけど、
まあ順番ということで、今回はガザミ取りを始めてみました。^^
これはね、技術とか特にいらないので簡単なんですよ。
カニ籠に魚を入れて一晩川の中に入れて置くだけ。
あとは勝手にカニが入ってくれて出られなくなるってわけ。
ただ、マングローブの干潟なので足がずっぽり一々泥の中にハマってしまって、歩いて行くのはかなり大変。
完全にハマっちゃって動けなくなってしまう可能性もある。
満潮時にフィンはいて籠持って泳いでポイントまで行くか、小船で行くのが楽。

清太郎と共に海からポイントの川に向かう。
海や船は命の危険が多いので、あれしたら危ない!これしたら危ない!何やってんだ!!
としょっちゅう怒鳴られてるけど、清太郎は海が大好きなのでワクワクして漁に向かう。^^
むしろ新たないたずらを考えては実行してまた怒鳴られる。
海で怒鳴られるのは海の男になるための洗礼だ。
何やったら死んじまうのか叩き込まれて行く。
こりゃ全国どこも同じ。^^
オレも船の仕事始めた頃はいい年こいてよく怒鳴られてたもんだ。
おかげで常に船の危険に対して敏感になった。
清太郎に運転させながら、約700m沿岸沿いに移動。
だんだん海賊らしくなって来た?

小さな川なので航路が狭い。
ちょっとずれるとスクリューが浅場の泥をかいてしまうので緊張しながらゆっくり進む。
しょっちゅう泥や砂をかいてると船外機が壊れてしまう。
運転むずい!

カニはマングローブの木の下にいる。
良さそうなポイントを見つけて、木にロープで繋いで籠を深場に落として仕掛け終了。
カワハギは皮が丈夫なのでカニが食うのに時間がかかり、エサ持ちが良い。
あとは翌日に入ってるか確かめに来ればいい。
前もって釣ったのを冷凍してあった。

さて翌日、また船でポイントに向かい、清太郎が籠を上げると、
おおお〜!カニ入ってるよ!なんかいっぱい入ってる!
見てみると大きいのと中位のが3匹入ってた!
このガザミ、爪は凄まじい力を持っているので挟まれると指がヤバイ。
分厚いマリングローブを右手にはいて籠から取り出すんだけど、
暴れるし威嚇して来るしかなり緊張しながらの戦いの末、なんとか網に入れたけど、2ヶ所挟まれて両方とも血が出た。^^;
なんとマリングローブを貫通して指に突き刺さった。
しっかり挟まれたら粉砕骨折になることもあるらしい。^^;
家にもって帰って塩茹でにした3匹。^^
爪がかなりでかい。
種類はノコギリガザミだと言うんだけど、図鑑に載ってるのとちょっと違うんだよね。
ていうか図鑑にもネットにも同じのが載ってない。
鋏が長く太くて、トゲトゲが少ない。
これもなんか、この辺独特の種類なのかも?
最初にしては上出来。

味はやっぱオカガニより全然美味い。^^
爪は割って中を食べ、中途半端な大きさの腕や根元の部分は殻ごとバリバリ食える。
なんかちまちま身を取り出すより、殻ごと食った方が甘くて美味しい感じがしたな。
ガリガリ噛み砕く歯応えも好きだ。
スーパーカルシウム源だなこりゃ。^^
小さい足はパスタソース用に冷凍。

小さな川だしみんなも取ってるので沢山取っちゃいけないな。
たまに食べる時に取ればいいって感じですなこれは。^^
冬になるとこのガザミが海にいなくなって、今度はモクズガニが沢山出て来るんだそうだ。
ガザミやモクズガニは千葉にいた時から良く取って食べてたけど、
こっちのはサイズがデカイのだ。
盆暮れ正月くらいは多めに取って贅沢してもいんじゃねーかな〜。
魚もそうだけど、新鮮なイカ、タコ、カニが普段の食卓に並ぶのが夢であった。
自給自足の醍醐味だなこりゃ。
もっと色んなもの取れるようになろう。^^


posted by zaki at 15:31| 沖縄 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 野生化変則日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月20日

種類不明の魚??

この所色々やってて漁に出る日が少なかった。
電灯潜りも始めた所だけど、まだ良いポイントが分からなくて獲れない。^^;
夜の潜りは怖いっすよー!
真っ暗で自分がどこにいるのか良く分からないし、
口の尖った大きなダツが突進してくる危険も常にある。(突き刺さる)
サメにも出くわすことがあるらしいけど、人間はまず襲って来ないそうだ。
獲った魚をバクッと食い千切られることはあるらしいけど。
電灯潜りはまともに出来るようになったら報告します。^^

下はお手軽な投網漁で取れた魚。
投網は簡単なのでパッと行ってパッと2〜3日分の魚を取って来れる。
自給にはこれで十分なんだけど売れるような上物はそんなに入らない。
この日は珍しく、上物のゴマフエダイの3〜40cmのが一辺に入った。^^
ゴマフエダイの皆さん

この赤っぽい大きな魚、河口に上って来る唯一のフエダイ。
だからたまに河口での投網に入るのだ。
沖縄の3大高級魚の一つ、タマンもフエダイの仲間なんだけど、
刺身はこっちの方が美味いと思う。
コクがあるんだよね。
沖縄の魚は味気ないなんてよく言うけど、ヒラメとか白身の刺身が好きな人にはバッチリですよ。^^
あっさりしてコクがある

下は別の日の投網にはいった魚。
見たことない魚が1匹入った。(一番下の黒いの)
ナマズか??と思ったけど、ヒゲがない。
ヒレを広げるとまるでシーラカンスかハイギョのような出で立ち。
まさかハイギョじゃねーよなと思いつつ、刺身で食べてみるとあまり美味しくはない。
川で取れる魚は寄生虫がいる可能性があるので、見知らぬ魚は生で食べない方が良い。
おれはアニサキスに何度も腹を食われるのに慣れているので(メチャクチャ痛いけど)
とりあえず何でも刺身で食ってみるんだけど真似しないでね。^^;
アニサキスに食われる痛みがキタ〜ッ!!と思ったら、
昼間から強い酒とお酢を胃に流し込んで殺す。(何日も掛かることもある)
不思議な魚が1匹。

ずん胴で肉厚、顔だけナマズのように少し扁平している。
なんかスゲー珍しい魚取ったのかも??
誰か分かりませんか?この魚。
ナマズではない。

下の写真はウミンチュの人に、売れない魚だからともらった魚。
もらったのはオレじゃなかったのでなんて魚なのか聞けなかった。
この下の黒っぽい大きな魚。
確かに刺身で食べるとあまりコクがないので売れないんだろうな。
でも氷で冷やした酢醤油にクースーを入れたタレに付けると普通に美味しく食べられる。^^
この魚も誰か分かったら教えてください!
この大きいのも種類不明。
posted by zaki at 15:00| 沖縄 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 野生化変則日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする