初めはこの西表島に住みたくて借家を色々探したんだが全然見付からなかった。^^;
大きさは石垣よりちょっと大きい位なんだけど、島のほとんどが山で、南海のジャングルがおおい茂っている。
石垣が人口5万人に対して、西表はたったの2千人。
でも昔は石炭採掘が盛んで、かなりの炭鉱労働者たちが定住して賑わっていたらしい。
人が住める平野が少ないのと石垣と違って島のほとんどが国定公園になっている。
素晴らしい原生動物達の宝庫なんだけれど、最近違法なリゾート開発を沖縄県が野放しにし、絶滅危惧種が問題になっている。
誰も人の住まないジャングルに一人で自給生活をしている有名なおじさんもいる。
石垣島の西側の名倉湾からの眺め。
下は西表に一番近い石垣の屋良部半島先端からの眺め。
西表島がかなり近く見えて、なんかモスラの生まれた南の島みたいだ。
お母さんモスラがゴジラにやられて、そのゴジラを糸で雁字搦めにした幼虫達がズオオオ〜〜っと海に泳いで来そうだ。
屋良部は風光明媚で人も少なく、石垣でも住みたいなあと思う筆頭の地域だな、今作ってる果樹園までも割りと近いし。
市内までも20分だ。(今住んでる所は40分もかかる)
景色がロマンティックなんだよね。
うちの果樹園まで今の家から40km離れているので、計画中の有機農&漁体験学習ファームをその近くでやろうと思い、
その近くに借家を確保しようとずっと探しているんだけれど、中々1件家の貸家が出なくて困ってる。^^;;
島の知人にも色々当たってみてるんだけど中々見付からない。
見付かればすぐにでもやれる体勢が出来てるのにもどかしい。
楽しみにしている皆さん、もうしばらく待っていて下さい。
ズームで写すとこんな感じ。
西表への憧れは未だに消えないな。。
あの島の自然は凄いからね。
でも子供が通う高校がないのと、商店が少ないので色んな買い物がちょときびしい。
(船で石垣島へ渡らないと買えない物も多い。)
この1ヶ月以上、骨折で投網も漁も全然出来なかったので、
清太郎に魚取れるようになってもらおうと投網を教えていた。
投網はもう、千葉にいた頃から10年近くやっているので、技術は島のウミンチュの人達ともひけは取らない。
こっちに来た頃、なんか見かけないヤツが投網やっててボラも取ってるぞ、と噂になってたらしい。
(島では素早く逃げる浅場のボラを仕留められるのは、プロと見なされるって後で聞いた)
島には売ってない直径8m位の大きな投網をきれいに開くと驚かれた。
この投網漁だけは島でも自信持ってやれる。(笑)
掴み方と投げ方をちゃんと教えてもらったら、3月くらいの練習でそれなりに魚が取れるようになる。
その辺がよく分からなくて、やり始めても中々開かなくて挫折してしまう人が多いんだけど、
ちゃんと教えてもらえば誰でも開くようになるんだけどね。^^
何回かに分けて教えていたら、時々網が開くようになって来た。
魚もちょっと入った。^^
あとは回を重ねて慣れて行けば魚が取れるようになって来る。
魚が動く時の波の動きも良く見えて来るようになる。
魚がどんどん取れ出したら楽しくなってやみ付きになっちゃう。(笑)
最初の数ヶ月の頑張りが投網熟達の勝負所だ。
右腕の骨折が1月経って徐々に使えるようになって来た。
でもまだ固定に慣れていたので回転運動が痛いのと、手首の関節が少ししか曲がらない。
この状態でもやれる漁といったら、カニ籠漁くらいだ。
久々に漁に復帰、カニ取って来て景気付けました。(笑)
こんな大きなカニが普通に取って食べられるなんてほんとに贅沢だ。
そのかわりど田舎だから、めったにレストランや飲み屋には行けませんけどね。(笑)
その代わり美味しい物を自給して楽しむのだ。(鮮度は格別!)
これからの時期、仕掛け網漁とアオリイカ漁が始まります。
プロの海人の技をしっかり覚えていかなくてわ。