オーストラリアは初めてだったのでついでに色々見て来た。
普段はほとんど雨が降らないというゴールドコーストなんだけど、珍しい雨続きの時に当たってしまった。
アメリカよりも日本とぜんぜん違うものがいっぱいあったよ。^^
朝6時に空港に着き、宿に行く前にサーファーのビーチで休憩。
遠くから中心街のサーファーズパラダイスの摩天楼を眺める。
オージーは朝まだ暗い内から動き始める。
サーファーだけじゃなく工事関係の仕事なんかも仕事始めは朝6時!
ビーチ沿いのカフェが朝っぱらから大繁盛。
波が、、超サーファー用の波がいつも来るという。
以前、やはりサーフィンが盛んな外房の岬町に住んでいたけど波のレベルが違うのがハッキリ分る。
さすが世界一級のサーフィンスポットだ。
でかい鳥が歩いてる。
なんとターキーが普通に路上で暮らしている。
誰も取って食べないんだそうだ。
ビーチのあちこちに設置されている自由に使っていいバーベキュー設備。
すし屋が高い! 回転寿司でもこんな値段。
しかもにぎりの種類がほとんどなくて、アボカドとか使った創作寿司がほとんど。
なぜか中華も高い!(日本以上)
アメリカなんか中華はファストフードでしかも安くて大盛りで美味かったのと対照的。
ほとんどのカラスが白黒だった。
この電柱に登りなさいという変わった道路標識。
オーストラリア最東端のバイロン・ベイの岬からの眺め。
九十九里よりもはるかに遠浅の海、初めて見た。
運良く沖の方に小さな鯨のダイブまで見られた。
オーストラリアには信号がとても少ない。
その代わりにあるのがこのラウンド・アバウトという交差点。
常に右から来る車が優先で、来なければ進んで良いというシステムで四方からの車がぐるぐる回りながら抜けて行く。
車には便利だが歩行者は渡れない。
しかも横断歩道が少なくて、車優先社会って感じだ。
スーパーやフルーツ屋さんで色々見てみたんだけど、珍しい果物はほとんど無かったな。
種類は石垣島とそんなに変わらない。品種は違うけどね。
何しろフルーツが安くてまずい。(味が薄い)
メロン1個3ドル。
おそらくそのせいで100%フルーツジュースが安くて甘くなくてゴクゴク飲めるのはイイかも。
でも珍しい野菜は色々あったよ。
src="https://zaki.up.seesaa.net/bana1/PA110493-d03da.JPG" width="530" height="397" border="0" align="" alt="変なかぼちゃ" />
バイロン・ベイのオーガニック屋さんで見付けた変わったパン。
調べてみたら、エッセネ・ブレッドといってユダヤの12部族のエッセネ派の人々の伝統的な主食らしい。
発芽小麦(当然全粒)を低温で料理するんだとか。
しっとりしてて硬めでずっしり重い。
味は自然な甘みがあって発芽穀物のクリスピーな歯ごたえが気に入ってしまった。
一つ1Kg位で5ドル。
釣りをやろうと千円の釣竿を2本持って行ったんだけど、雨の日が多くてなかなか行けず。^^;
でもせっかくだからと強行軍でやってみた。
キビレの黒鯛20センチが1匹だけ。
雨でびしょびしょにぬれて凍えて退散。^^;
海は荒れてたけどアタリはあった。
晴れてゆっくりやれれば結構釣れてたに違いない。
野生のオオム??
野生のイグアナ。
雨だったけど、やっぱオーストラリアに来たら自然を見ないともったいないという事で
スプリングブルックスという世界遺産の国定公園にこれまた強行軍で行ってきた。
この滝、普段はチョロチョロらしいんだけど、大雨で大瀑布と化していた。
すっげー大迫力。
大雨だったからこそのラッキーだった。
国定公園のほんとに人のいない所で野生のワラビー(小さいカンガルー)を発見。
建物のあるような人気のある場所には全くいない。
ピョンコピョンコと飛ぶ姿が可愛らしかった。
内陸の方ではこれが大量発生していて畑を荒らすので大量征伐しているらしい。
ちなみに過激で有名な自然保護団体のシーシェパードの信奉者(車に髑髏のマーク張ってる)がけっこういるらしく、
たまに”鯨を食うなら日本人を食おう”というTシャツ着てる人がいるんだとか。
そういう連中に何でカンガルーの虐殺は許すんだ?と聞くと、
カンガルーは自国のものだから良いんだ、クジラは世界の資源だから殺しちゃダメだと言うらしい。
お前ら自然保護団体じゃなくて資源保護団体かよ??って言いたくなるね。(笑)
だとしても資源としてのカンガルー無駄に虐殺させないで保護または食肉として全部有効活用させろよって話だ。
カンガルーはオーストラリアでもほとんど食べないんだそうだ。
殺すからにはちゃんと感謝して全部食べる、それが太古からの人類が自然をいただくマナーなんだよ。
カンガルーのステーキ、牛よりくさみがなくて美味しかったよ、マジ。
もしそんな酔狂なヤツいたら食えるもんならこのオレ(日本人)を食ってみろよって言ってやろうと思ったけど
結局滞在中見かける事はなかった。
こっちゃクジラベーコン大好きなのに我慢してるんだぜ。(笑)
山からの川がどこもこんな状態になっていた。
10m位の大きな木がバタバタ倒れているってコトは、それらが育って来た間にこんな大雨は無かったという事だ。
おそらく10年に1度とかの大雨に当たっちゃったんだな。
晴れは少なかったけど、だからこその珍しいゴールドコーストが見られたのである意味ラッキーな旅でした。^^
他に面白かった特徴がいくつか。
・オージーはコーヒーが大好きでオープンカフェが沢山あって賑わっている。
・オージーは走るのが大好きで誰かしらいつも道を走ってる。
家族連れで走っているのも何度も見かけた。
すごいなあ、えらいなあ、と思って見てるんだけど、どうも走るのが好きっていう事自体が
オレには理解できないんだよな。
水泳は気持ち良くて全身運動で楽しいけど、走るのは足と肺ばかり辛いだけに感じてしまう。
それに快感を見出す人達がいるんだね。
水泳とチャリンコだけの鉄人レースなら出る気湧くかも。(笑)
・オージーは雨が降っても傘を絶対ささない。
傘さしてるのはみんな外来人だとのコト。
何でかって言うと、雨で濡れてもすぐ乾くからなんだそうだ。
んで傘が20ドルもするのだ。
・オージーはいらなくなった物を家の外に置いて、持ってっていいよと書いておく。
いつの間にか無くなっているそうだ。
これいいアイディアだね。
・オーストラリアの食パンは全粒粉パンまたは五穀入りパンが主流。
これも健康に素晴らしくイイ!
そういえば純血なアボリジニの人は町には全然見かけなかった。
アメリカインディアンの様に保護区に追いやられているのかも知れない。
肌が薄茶色の混血の人らしき人は時々見かけたけど、ミクロネシア系かアボリジニ系か見た目では分らない。
ちなみにオーストラリアでもワニやカンガルーはほとんど食べない。
稀にスーパーにカンガルー肉が売ってる程度。
コアラもまったく食べない。
食肉の順位としては、ラム肉、牛肉、鶏肉の順番で、豚はソーセージとしてしか食べない。
そして、肉は脂のない赤肉が上等とされているとの事。
魚料理はフィッシュ&チップス(チップスと言っても普通のポテトフライの事)だけだそうだ。(あとはすし屋)
フィッシュ&チップスは揚げ物ばかりで量が多くて挑戦する気にならんかったな。
娘に言わせると、オーストラリアに美味いものはないよ、と言うんだけど
色々食べてみた結果確かに美味いと思ったのはカンガルーステーキと中華料理と創作寿司くらいだったな。
ミートパイやケバブをみんな良く食べるよと言っていたので
観光街の飲食店に飛び込みで入るとたいてい外れだった。
人気店をしっかりリサーチすべきだ。
いろんな国の店が集まってる大型マーケットプレイスのフードコートの方があまり外れはなかった。
もっとエクスプロアーすればなんか美味いものはあるんだろうけどな。
あとスーパーに色んな種類のなんかめずらしそうなミクスチャーな出来合い食品が色々売ってたのに興味がそそられたんだけど、
それを攻略しきるには3週間は掛かりそうなのであきらめた。^^;