その間、早く実る島バナナやパパイヤ、レモンやグアバ、アセロラ、ピタンガなどが収穫出来るようになって来ました。
まだ実っていない木も結構あるけどね。
今年に入って、一昨年植えたグリーンバナナ(未熟の青いバナナを芋として食べる)が数本実って、
主食として食べてみてます。
タンザニアではこれがメインの主食だとの事。
他の東アフリカ諸国でもマトゥケと呼ばれてやはり主食の一つとして食べられているそうな。
幅がぶっとくて房もでかく、無肥料状態でもガッツリ育つ生命力!
島バナナよりも若干風にも強くて、手が掛からないので主食を補うためにもう少し増やしてみよう。
ところでどうやって料理するかが問題。
アフリカでは蒸かしたり茹でてマッシュにしたり、ぶつ切りで煮込んだりするのが主流らしい。
マッシュにすると、丁度ジャガイモとサツマイモの中間みたいな味。
若干独特のにおいがあり、慣れてしまうか、コショウをかければ消える。
マッシュにしたのをそのまま食べても普通に美味しいんだけど、ポテトサラダにしてみたらジャガイモと勘違いしそうなくらい似た味に仕上がった。^^
そしてソテー。
多めに油をしいて両面焼き上げて塩を振ると、中々香ばしいちょっとパサッとしてるけどさくっと歯ごたえがあって中々いける。
写真はないけど甘しょうゆで煮物にしてみても普通に美味しい。
これはコンソメで煮てみたもの。
コショウでにおいを飛ばせばそれなりに美味しい。
まああれですな、ジャガイモに準ずる感じで代用としてなんにでも使える感じですね。
生命力が強いので野生状態でも十分育つはず。
無農薬無肥料で果樹をうまく使う協生農法に適した作物と言えるでしょう。
ところで、今年4年目の自然農法マンゴーが初めて収穫!
去年からの天候不順で石垣島のマンゴーは今年大変な不作年。
そんな中、うちの12本のマンゴー(今年さらに5本増やした)に初めて実ったのはたったの3個。^^;
しかしどれも7〜800gもある丸々とした超巨大玉!
実は無農薬無肥料の自然農法でマンゴーを育てるのはとても難しく、おそらくそれをやっているのはうちだけかも。
ネットで検索してみると、自然農法と謳っているマンゴー農家さんが見つかったけれど、有機肥料は使っているようでした。
あの奇跡のりんごと同じように、無農薬無肥料のマンゴーがしっかり出来たら、それこそ奇跡のマンゴーってことになる。
自然状態できれいに作る技術を身に付けなくてはならない。
未開拓分野なので試行錯誤が必要だ。
ちなみにお味は?
ほとんど野生状態で育てているのでさっぱり系の味を想像していた。
ワクワクドキドキしながら食べてみると、これが、、、
なんと言う深みのある甘さ!
糖度にしてもうちの爺ちゃんが作ってる有機栽培マンゴーに勝るとも劣らない、というかより深みを感じさせるような味でした。
来年は100個以上の収穫を目指しますぞ。