2006年01月20日

現地直送、敬介のアジア放浪記。 ベトナム編

今度はベトナムで周ったとこについて。
っといってもたった5日、ハノイにしかいなかったので、今回はゲストハウスのツアーで行ったHa Long Bayというところについてちょっと紹介。
基本的にガイドブックもたずに口コミとあとはそのときの気分で行き先を決めてしまうので、一貫性がまったく無いのは気にしないでってことで。

 さてちょっとツアーについて。
ツアーといってもそこらじゅうのゲストハウスから客をかき集めて決まったコースを回らせるといった感じ。
だからオンシーズンは客が増えてちょっと値段が下がるらしい。
ちなみに俺が払ったのは移動、一泊のホテル代に、後は4食つけて28USD。
後で聞いたらこのあたりのゲストハウスや旅行代理店の中ではかなり安いほうらしい。
オンにはもっと下がるみたいだし。

 参加者はほとんど欧米人ばっか。
話を聞くと会った人の中で多いのはオーストラリア人とかドイツ人、後はイギリス人、スペイン人、アメリカ人がちょっと。
後は韓国人がほんの少しと日本人が一人。
俺が泊まった部屋はなぜか相室の人がアメリカ人の40代くらいの女性だったので、気まずくて話すのにかなり苦労した。。
まあ今思えばすごいいい経験になったけどね。

ベトナム  Ha Long Bay9.jpg

 ツアーが始まるとまずはミニバスでハノイからHa Long Bayの港まで。
大体4時間。そしてそこから船に乗ってBayの中をクルージング。
Ha Long Bayには大小約3000の島があるらしく、ゆったりと進む船の上からそれらの美しい島々の風景をのんびり眺めるのは、最高の気分だ。
一枚目の写真は船の上からある島を撮ったもの。
今にも倒れそうで倒れないこの島は、なんか自然の逞しさと儚さの両方を表しているような気がして、「あの島が倒れるのと俺が死ぬのどっちが先かなー」なんて考えながらボーっとこの島を見ていた。
50年くらいたったらまた見にくるからな、待ってろよ!なんて勝手に決めてしまった。

 なんてちょっとたそがれに浸りながら船が進んで行くと、なにやらでかい板?みたいのものが浮いている。
しかもその上には家らしきものが建ってるではないか。
どうやらこのHa Long Bayの中には二枚目の写真のように水上生活を営んでいる集落がいくつかあるらしい。
よくみると人が投網で魚を獲っていたり、犬をなでている人がいたり、ちゃんと生活している。
夜になるとちゃんと明かりが点くし、てかテレビまであったりする。
すげえなー、自給自足かな?電力供給どうなってんだろ?

(そうだ、それが人間本来のあり方なのだ。ツーかいい生活だなあ、波のあまり来ない湾の奥なんだな。魚売ってんのかな? FROM.父)
ベトナム  Ha Long Bay 14.jpg

 船の上の寝椅子で愛用のiPod Color (旅のお供にすごく便利、デジタル画像の保存にも)で音楽を聞きながらゆったりしていると、
少し大きめの(といっても人が少し住めそうなくらいの)島にたどり着く。
ツアーの内容まったく知らない(←これでいいのか?)俺はとりあえず言われるままに島に上陸し、見覚えのある西洋人の後を着けていくと、とある洞窟へ。
ベトナム  Ha Long Bay鍾乳洞6.jpg

薄暗い洞窟の中のライトアップされた部分をよく見ると、なにやら不気味で、でもとても神秘的な鍾乳石がそこらじゅうに。
どうやらここは鍾乳洞のようだ。
それも、かなり広い。
3枚目と4枚目の写真はここの鍾乳石の一部を撮ったなかで、俺が特に印象に残ったもの。
まるで天井に海が在って、それを下から見上げてるような不思議な感覚の鍾乳石。
そして地獄から吹き出した怨念の塊のような、ものすごい恐怖を感じる鍾乳石。
何で自然ってこんなものを作れるんだろうって、すごい不思議に思い、そしてその偉大さに圧倒させられた。
こんなすごいもの、人間には多分作れないだろ−なー。
ベトナム  Ha Long Bay鍾乳洞7.jpg

 こんな感じで鍾乳洞の冒険は終わり、島を離れて夜に。
乗ってきた船のなかの部屋で少し気まずい一泊を過ごした。
翌日港に戻り、ハノイへ戻ってツアーは終わったのでした。
あー楽しかった!ハノイ行ったらここは行って欲しいなーみたいな。

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いやあー、ホントに楽しそうだな、、
俺もやりてーなあ、バックパック。。
一人身ってコトはホントに自由なんだよな。
今のうちに味わっとけよーーっ。(笑)
posted by zaki at 00:56| 千葉 | Comment(3) | TrackBack(0) | 野生化変則日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
写真をみて去年の旅行を思い出していました。
水に浮かぶ家、あの中には学校もあるんです。

Posted by at 2006年01月20日 09:29
こんにちは、ZAKIです。

へええ、学校もあるんだ。
地域で自立している自給集落なのかな。
そうだとしたら理想的な人間の暮らし方だなあ。
彼らは生き残っていく人類の先駆者かもしれないですね。
Posted by ZAKI at 2006年01月20日 13:48
ZAKIさん、敬介くん、こんにちわ。

毎回、楽しみにしてますよ、アジア放浪記。
個人的に、僕も海上生活者の電力源が気になったなあ。テレビがあるってことは、ソーラーパネルかなあ。

しかし、こういう生活のスタイルだと、地球温暖化が進んで海面上昇しても、生き残れそうだね。移動は筏やカヌーで充分そうだし。その上、地域で自給自足してるなら、ホントに理想だよね。でも、野菜は土がないと育たないかあ。

う〜ん、オレも行って自分の目で見てみたい!独り身になったから、行っちゃおうっかなあ。ZAKIさん、羨ましいっしょ!?(笑)
Posted by ばっぷ at 2006年01月24日 12:22
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