2009年08月30日

電灯潜り開始。

今月に入って2回ほど電灯潜り(夜中に潜って魚を突く)をやってみました。^^
本格的な漁期は冬場なんだけど、練習ということでまずは挑戦。
これが最初は中々怖いのである。
獲った魚を吊り下げて泳ぐジンナーという道具と水中電灯にイーグン(銛)を持って、
腰にウエイトを4kほど付けて海に出るのでけっこうな重装備。
そして絶対に忘れてはいけないのがビーコン。
(パッ、パッとと光って出発点を教える電灯)
これがないと真っ暗な海では出発点や自分の位置が分からなくなってしまい、遭難してしまうのだ。
星空や月夜なら空を見て方向が分かるけど、曇りの日は真っ暗で周りが何も見えない。^^;
危険なので最初は2人でやった方が良いんだけど、教えてくれる人が忙しくて海に出られないので一人で出かけた。

まずは夕方に魚の居るポイントを見付けておき、日暮れと共に泳いで漁に出る。(大きな船でやるフカヤーと言う2〜30m潜水具で潜る電灯潜りもあります)
起伏があり、大きなサンゴなどの魚の隠れ処がある場所に魚が集まる。

下は直径4〜5mの大きなコブハマサンゴ。
これの群落を見付けた。
イラブチャ(青ブダイ)などの大小の魚がハマサンゴの谷間に沢山泳いでいた。
このブダイ類が夜になると膜をカブってサンゴの陰に寝ているんだそうだ。
下に隠れ場所がある。

よく見かけるヒフキアイゴ。
可愛いので食べる気にならない。^^;
釣りでもまず掛からない。
アイゴなのでこれもヒレに毒がある。

前から釣りをしていて見付けてあったソフトコーラルの大群落。
ここも沢山の大きな魚が泳いでいた。
魚の隠れ場所がいっぱい。

そばで見ると、青緑色にラメのように輝いている。
触るとフンヤフニャだ。
じかに見るとかなり美しい。

グラスボートの船長をやっていた頃にも見たことがない、青い渦巻き模様の超美しい魚を見付けた!
おれは小さくてシンプルな白黒の、ミスジリュウキュウスズメが大好きなんだけど、これは今まで見た魚で一番美しいと思った。
すぐに構えて写真を撮ったんだけど全部写らなかった、、残念。^^;
名前が分からないんだよね、またいつか出逢ったら絶対ちゃんと撮りたい。
めっちゃ綺麗!

水平線に直接沈んで行く夕陽はめったに見られない。
水平線上に雲があることが多いからだ。
この日は超ラッキー。^^
感動的!

ベタ凪で海が鏡の様になっている。
南海に熱帯低気圧がいない証拠だ。
これからこの海に潜って魚を探す。
初心者としては危険を冒すので最初はすごい緊張感!
このあと潜ると思うと怖い!

暗くなって、海岸の岩の、周りから良く見える高い所にビーコンを設置、風で落ちたら大変なのでしっかり立つ所に置いて恐る恐る海に入って行く。
低い所に設置すると沖の方から波で見えなくなると注意を受けていた。
ビーコンの様子を見てみるとしっかり明るく点滅している。
カメラを撮る精神的余裕など全くないし、それを見越して持って来てない。
ポイントは把握しているつもり。
電灯を水平にするとダツが襲って来て突き刺さるので、必ず斜め下に向けて泳ぎ出す。
近場のサンゴ礁の上を泳いでも大きな魚は見当たらない。

見つけておいた200m沖のソフトコーラルポイントを目指して泳ぎ続ける。
しか〜し!
見当を付けておいた水域に来ても全然ポイントが見付からない!
あがや〜〜、どこ行った〜〜と岸のビーコンを見ながらこの辺だったよなあと思いながら、その辺を泳ぎ回っても中々見付からない。
初心者にイレギュラーが起きるのは当たり前と思っているので、こりゃ根気勝負だなと思いとにかく落ち着いて30分位泳ぎ回っていたら、
あっ、ソフトコーラル見っけ!この辺探せばあの群落が見付かる!
やっと見付けた例の昼間魚が沢山いたソフトコーラルポイントに到着。
ワクワクしてサンゴの陰や隙間を魚がいないかと探し回る。
い、居ないじゃないか!ことごとく。^^;;
昼間はあんなに魚がいたのに何でじゃ??
イラブチャは青くして寝ているので分かりやすいと聞いていた。
なんだかんだ思い耽りながら探し回るんだけどイラブチャのイの字も見付からない。
たまにいるのは15センチ位のクロスズメダイくらい。

お、これは魚?と思われる大きめのやつがいた。
何の魚だか分からないけど突いてみたらぶわっと膨らんだ。
ハリセンボンであった。
内地では誰も食べないけど、沖縄ではちょっとした高級魚で魚汁に良く使われる。
しかあし。
口が小さくて魚をくくり付けるジンナーの先が口に入らない。
こりゃ別に網袋持って来ないと持って帰れない事が判明。
もう突いちまったのに、、もったいないけど手放さざるを得ない。
無駄に生き物を殺してしまった、、自己嫌悪と共にソフトコーラルポイントからハマサンゴポイントに移動した。
ここはすぐに見付かった。
ハマサンゴの下の陰ならきっと魚が居るだろう、と期待しながら、
3〜5m位潜ってサンゴの下をのぞき込む。
居ないってばよ〜〜^^;
大方のハマサンゴの下をチェックし終わる頃、あ、大きい魚!
ホントは狙って目の斜め上のイチコロの部分を突かなくてはいけないんだけど、
最初の獲物にあせってとにかく当たれとイーグンを放った。
当然イチコロは外したけど魚は突けた。
よく見てみると??
なんじゃこの魚あ??
やけに背びれだけ大きくてデカク見えるだけの平べったい魚だった。
ツバメ魚に似てるけど違う。
とりあえず最初の獲物ということで持って帰ることにした。

その後また魚!と思ったら猛毒のミノカサゴ。^^;;
この日はそれであきらめて帰ることにした。
やはり海は甘くないね。v
その後、2回目行ってみたけど魚はさっぱり。
まあ、浜からの電灯潜りは冬場だよ、と言う意味が分かったってことだ。
水温の高い夏の浅場では魚は寝ないのかも。
深い冷たい所に行って寝てるとしか考えられないんだよな。
浅場の水温が下がる時期を待ってまたやりに行くか、と一旦電灯潜りは延期。
練習にはなったし。^^;

でもこの魚、名前も分からないんだけど刺身にしてみたら意外にイケました。(チャンチャン)
ヘンな魚。



posted by zaki at 20:10| 沖縄 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 野生化変則日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
電灯潜りいいな〜。
↑はタテジマキンチャクダイ幼魚。
次は二ザダイ科?
ミノカサゴは美味しいらしいよ。
オニダルマオコゼにオニカサゴ毒のあるやつは旨いよ。
Posted by はるさ〜 at 2009年09月09日 22:55
はるさ〜さんどうもです。
縦縞巾着鯛って名前は聞いてたんだけどこの青い魚そうだったんだ。
幼魚の内と成魚は全く別の魚ですね。
幼魚の内は渦縞卵鯛だね。(笑)
Posted by zaki at 2009年09月14日 10:35
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