その間、島の漁師さんたちも海に出られていなかったようだ。
台風はもう来ねえだろう、と思ってその間、新たに植える果樹苗の仕入れと、野菜苗の育成を始めていました。
そしたら台風20号が発生してアガヤ〜〜!(島言葉であいや〜という意味)と思ったら南に逸れてくれた。^^;
でもその影響でまた海が荒れ出して来た。
石垣の10月の台風の来襲率は統計を調べたら約50%。
11月以降はほとんど来ない。
来ない事を見越して苗を早植えする人と、しっかり待って被害を防ぐ人に分かれるのがこの時期。
早植えは台風にやられなければ秋一番に収穫出来るので高値が付くんだそうだ。
果樹苗は実るのに何年か掛かるので早植えするリスクを犯す必要はない。
野菜苗を作っているんだけれど、初めはもったいなくて古い種も蒔いてみる。
芽が出なければ新しい種を仕入れる。
奥が白菜、手前にトマト、春菊、バジル、シソ、キャベツ、キュウリ。
その内、春菊とシソとキャベツは古くて芽が出なかったので新しいのを買って来た。
果樹園の方に、新たに珍しい南国果樹をたくさん植えました。^^
ヤフオクで偶然知り合った島の苗農園のシャンティ・ガーデンさんにも相談しながら、
おととい、新たに6種類の南国果樹を植えて来ました。
これはブラジルでは人気があるアセロラに似た果物の”ピタンガ”4本。
アセロラとどっちが美味しいかという話があちこちで聞かれるけど勝敗は付いてないみたいだ。
茂っている様子を見ると生垣に良さそうだったので、果樹園の門にあたる所に並べて定植。
果樹図鑑から→ http://www.fruitia.net/zuk/pitanga.html
これも南米原産で、図鑑にも載っていなかった島でも超レアの南国果実。
ハリーポッターが魔法の杖を振り上げて、ビリバデリシオーサー!!と叫んでいたのがこの果物の事である。(ウソ)
デリシオサとはデリシャスという意味だそうで、バンレイシ科の果実で一番美味しいと言われる”伯爵夫人の果物”ビリバ・デリシオサを4本。
こちらはパイン+バナナ+イチゴ味(なんじゃそりゃ??)と噂される、フェイジョア。
シャンティ・ガーデンさんの話によると石垣では日差しが強過ぎるかもとの事で、半日陰になる場所に植えてみました。
品種違いを複数植えると沢山成るらしいので、4品種2本ずつ計8本。
→ http://www.fruitia.net/zuk/feijyoa.html
うちの奥さんがコーヒーが大好きなので(オレも大好きだけどカフェインアレルギーなのだ^^;;)、
アラビカ種を3本植えました。
自家製コーヒーも飲める南国果樹園てなんかイイね。^^
これは知り合いの方に頂いたイチジクの苗。
実は熱帯果樹だったのだと初めて知った。
5000年前から栽培されているそうだ。
アダムとエバが前を隠していたというあの果樹だ。
ZAKI農園に来た人はみんなこの葉っぱで前を隠してもらうことにしよう。
→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%B8%E3%82%AF%E5%B1%9E
あ、それとシャンティ・ガーデンさんにおまけで頂いた”ナランジラ”というやはり南米原産のナス科の果樹も1本も植えました。
清太郎にも手伝ってもらって1日で一気に定植。^^
おれがスコップでしつこく根張っている牧草の根っ子を掘り出して植え場を作り、奥さんと清太郎が植えて回りに水分維持用の小さな土手で苗を囲み、
その上にやはり水分保持と雑草を生やさないための敷き草をかぶせてたっぷり水をやればOK。^^
半日スコップの土方作業やり続けて足腰が立たなくなってしまった。^^;;
これから10日間くらい水やりに通って(果樹園まで40km)枯れないように寝張りを促進しなくちゃだ。
敷き草で覆われているので1日おきでOK。
今回の苗植えで、ZAKI農園の果樹は、
マンゴー、島バナナ、グアバ、パパイヤ、ドラゴンフルーツ、マンゴスチン、ピタンガ、ビリバ・デリシオサ、フェイジョア、コーヒー、ナランジラ、イチジク、アセロラ、ザクロ、レモン、シークァーサー、ミラクルフルーツ、タンカン、ブルーベリー、ニーム(虫除け用)
の20種類、合計百数十本になった。
全部無農薬でやって行くのは大変だけれど、これから育って行くのが楽しみです。^^