まだ交通機関さえまともに動いていないこの状況では現地に救援に向かうのも大変な状況。
自分のいる自治体窓口経由なら大丈夫なようですが、個人で物資を直接送るのは出来ないとの事で、
義援金を送るのが現在有力な方法と思います。
ところが、色んな所(悪党の詐欺窓口も含めて)が義援金を募集しているけど、
ちゃんと全額被災地に届くかが非常に心配。
しっかりそれを確かめた上で義援金を送りたい。
今現在、確実と思われる義援金窓口の一つが日本赤十字社の義援金窓口です。
こちら ↓
東北関東大震災、義援金受け付け窓口
以前、赤十字の東京支部に行ってえらい人と思われる人から直接説明してもらった事があるんだけど、
通常の寄付受付窓口に送られたお金は、一旦プールされてそこから赤十字職員の給料や運営資金など、救援金以外の用途にも使われるとの事。
しかし、今回の東北関東大震災義援金、受け付け窓口で指定された口座への義援金は全額確実に届けられるとの事、
先ほども直接日本赤十字社東京支部に電話して確認しました。
コンビニのファミポートでの義援金窓口も含まれるそうです。
窓口間違えると全額は届かないのでご注意を。
東北関東大震災、確実に全額義援金が届けられる窓口
↓
東北関東大震災、義援金受け付け窓口
原発の爆発、非常に心配ですね。
原発推進側の学者さん達がテレビに動員されて、安心させるのを目的に解説している中、
この先に起こる可能性が非常に高くなっている破滅的状況、メルトダウンに関してはほとんど解説されていないのが現状です。
冷却がうまく行かなければ、必ずメルトダウン、炉心融解は起きます。(必ず原子炉格納容器融解まで進むとは限らない)
スリーマイル島原発事故では、メルトダウンは起きてしまったが、原子炉格納容器の融解までは至らず被害は少なかったが、チェルノブイリは格納容器ごと爆発し、広範囲に甚大な被害を及ぼした。
現在の福島第一原発は、壊れた原子炉や核燃料プールは冷却が非常に困難な状況で、自衛隊ヘリや放水車からの放水も、見るからに焼け石に水というか、例えるなら止め処なく加熱される焼け石に霧吹き、という様に見えます。
着々と崩壊に向かっている様に思えてならないのは自分だけでしょうか。
少なくとも、今解説している原発側の人達の言う安全という言葉は、気休めに過ぎないと思っていて間違いないでしょう。
メルトダウン 炉心融解
が起きた最悪の状態では、数百キロから千キロ以上に渡って放射能が高濃度で拡散される可能性があります。
遠くに移動出来るなら、今の内から退避しておくのが賢明でしょう。
過去の原発事故例
チェルノブイリ原子力発電所事故
スリーマイル島原子力発電所事故
チェルノブイリ原発事故の後、日本政府は、日本の原子炉はアメリカ型なので広範囲に甚大な被害を及ぼしたチェルノブイリの様にはならないと説明していたが、もう言い訳になりません。
アメリカのスリーマイル島の事故の後、
”1989年の調査で圧力容器に亀裂が入っている事が判明し、異常事態が更に長引いていたならば、チェルノブイリ原子力発電所事故と同様の規模になっていたと言われている。”(WIKIより)
とのことです。
一基でもメルトダウンによる原子炉格納容器の破壊が起きたら、凄まじい放射能で回り全部の原子炉の冷却作業は不可能なってしまう可能性が高い。
そうすると、周りの5基の原子炉も連鎖的に同じ運命をたどり、史上最悪の原発事故となる可能性もあります。
この最悪のシナリオを知っておくのは非常に重要です。
最悪の事態を想定するのは、防災の基本中の基本。
政府もマスコミも、今の段階からこの可能性について言及すべきです。
少なくとも人々が今から準備出来るから。
原発業界やそこから金をもらっている、前そして現政府は、最悪のシナリオを想定出来ずに今回の原発事故を起こしてしまった。
またこの期に及んで、その原発事故による最悪のシナリオへの対応をしておかないのは何故??
それを伏せている政府、マスコミはまったく持って無責任としか言えませんね。
メルトダウンによる原子炉崩壊が起きても、安全だと言い張り続ける可能性もあります。
ある程度離れていた被爆者に深刻な症状が出るのは後のことになる場合が多いからです。
ちゃんと避難させなかったら、数ヶ月から数年後に、原発人災による最悪の後の祭りが日本全土を襲う、なんて事になりかねないです。
ときどき,ZAKIさんのブログを読ませていただいています。現在,某自動車会社で非正規で働いている40代なかばの者
です。
福島原発より250Kmほど離れた神奈川県に住んでいます。一見,自分の住む町や仕事のしている町は普通です。でも,もう神奈川にも結構な量の放射性物質が飛んできているんでしょうね。本来なら,
とっくに逃げたほうがいいはずなのに,何もしていません。友人・仲間・親戚のほとんどが首都圏に住んでいます。頼る人がいない地方へ逃げるなんて考えられません。将来がんなどの病になることを覚悟せざるをえないのです。逃げるということは,仕事を放棄することにもなるし,
逃げた先で仕事が見つかるものなのでしょうか。今はこれ以上,事態が悪化せず,沈静化することを祈るしかないです。沈静化したならば,この日本列島上にある全ての原子炉を廃炉にし,永久に原子力から撤退してもらいたい。そして,産業(や,それを支える電力発電)優先の社会のあり方を見直してほしい。電力使用をゼロにすることは不可能でも,可能なかぎり少なくしてほしい。自動車や家電で稼ぐよりも,米や野菜をおいしく食べられる社会であってほしい。切なる願いです。
全ては自己責任の下に行動するのが前提でお話しますけど、
ちょっと尚早に諦めてしまっているんじゃないかと心配しました。
しょういちさんは、被災して全く身動き取れない多くの方々より遥かに行動の自由があります。
自分の安全を確保する自由が。
正に雲泥の差ですよ。
例えば、首都圏も避難区域に指定されれば仕事がどうのだの関係なく誰もが動かざるを得なくなるでしょう。
それぞれに出来うる限りの努力をする事になります。
日本政府が避難せよと言うまで動かないのか。
米国政府はすでに80Km圏内から避難せよと在日米人に勧告しました。
世界がすでに末期症状と認識しているのに、のんきな報道に終始している日本の現状を信じるかどうか。
これは自分で判断する事です。
どう行動するかもそうです。
諦めてしまうのは、しゅういちさんの決定です。
違う決定をすることは今からでも可能です。
ハッキリ言いますが、苦境に置かれても諦めずに真剣に道を求めれば、必ず未来への道は見付かります。
一時的な避難場所を確保する方法はそれぞれに見付けられるはずです。
自分も原子炉格納容器融解まで進まないことを切に願っています。
自分や家族の命を守るのは、自分ですよ。^^
この問題についてそれぞれがどう認識してどう行動するか、それは個々の自由です。
子供達だけでも疎開させたいという人達もいるだろうし、
昔から住んでいる地域を離れたくないという人達もいるだろうし、
近くで戦っている人達と運命を共にしたいと思う人達もいるだろうし、
避難した上で、後の復興に努力したいという人達もいると思います。
色んな事情があって現地を動けない人達もたくさんいる。
こちらに出来る事として、集落の人達と共同して避難者を受け入れる体制を作る、
そういう人達がいるのもまた自由なんだとオレは思ってます。^^