ところが最近1回に取る魚の量が増えてきて、網袋は中で魚達が勝手に泳いでいるので増えるほど泳ぎの抵抗が強くて速く泳げなくなってしまう。
ジンナーは沖縄のウミンチュが良く使うもので、魚を殺してから吊るす手間はあるけれど、
魚達が整列するので泳ぐ時水の抵抗が少ないのです。
で、こっちに変える事にした。
4年前にウミンチュの人から習った作り方。
これはウミンチュの人から詳しく聞かないと中々作り方を知る事が出来ないので、これから魚を突きたい人には結構レア情報だよ。
これが完成したもの。
この紐に魚のエラを通して吊り下げて、潜る深さに長さを合わせた水に浮くポリエチレンロープで引っ張って泳ぐ。
ナイロンとか水に浮かないタイプのロープはサンゴなどに引っ掛かる事が多いので水中拘束の危険が増えるから使わない。
直径75mmの塩ビ管と両側のキャップを利用して中空にする。
そして紐を固定して結ぶための黒ゴム(これは8mmのやつ)を1本切れても大丈夫なように片側2本巻き付け縛る。
そこにひもの後を結ぶ。
なぜひもの固定に黒ゴムを使うかと言うと、塩ビ管に穴ををあけちゃうと水が入って浮力が無くなるから。
ひもは余ってた銛用のPEライン(耐加重150kg)を使った。
別にそんなに強靭なひもじゃなくてもOK。
これがエラを通すための棒。
今回はアルミの棒を買ってきてディスクグラインダーで加工した。
ディスクグラインダーは一家に1台あると便利ですね、3000円で買えちゃうし。
銛先を素早く研ぐのにも重宝します。
真ん中に縛ったひもがずれないように窪みを作り、両側を尖らせる。
この窪みを作らないとエラを通す時にひもが抜けてしまいます。
形状が同じならプラスチックの棒を加工してもOKです。
反対側に縛った2本の黒ゴムに小さな紐の輪っかを付ける。
そして、吊るすひもの先を棒の窪みに縛り、その輪っかを通すと自然には取れなくなるわけです。
これで魚が抜けなくなり、1列にぶら下がってくれます。
ひもはたくさん魚を吊るすと短くなっていくので少し長めにしておきます。
これで完成です。
ひもの結びが取れないようにしっかり縛るのがコツです。
瞬間接着剤で固めても良い。
塩ビ管の中にはキャップを外して小道具も入れられるよ。
早速明日使ってこよう。
全然関係ないんだけど、冗談で作った曲のモチーフです。笑
ラーメン好きの方に。
コードは面白いよ。
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