2005年05月19日

歌舞伎町の夜。

歌舞伎町でストリートがやりたかったので、火曜日状況を見に行って来た。^^
いきなりデカイ音出したら気に食わない人達に囲まれそうだったし、
チュウハイ片手にヤングスポット(コマ劇場前の広場)に座って様子を見ていた。
そしたら座って間もなく、みちのくプロレスの誰々さんじゃないか、久し振りだねえ、と声をかけて来る人がいた。
へ??おりゃレスラーじゃないよ、昔タイガーマスクの事務所の人にシューティングに誘われてはいたけど、そんときゃ断ったんだ。
ミュージシャンだよ。
なんて話になって、一杯飲まないかい?と持ってたチュウハイを差し出すとおーありがとうと話し始めた。
4人殺しちまって16年務所に入ってた。
こないだ出て来たばっかりなんだよ、すぐ殺しちまうんだよ、何日か前にも人切った。
おりゃ根性だけは誰にも負けねえよ。
○○組みなんだ、と人懐っこいやさしい笑顔で話すおっちゃん。
ニコニコ人の良さそうな顔で話すので、
あんた殺すような人には見えねえよ、と、おりゃてっきり冗談だと思ってた。
仲間紹介するよ、と広場でダンボールひいて酒のんでた人達の所に連れて行ってくれた。
話し聞くと、現役や元やくざ、だんながやくざの女江戸っ子みたいなおばちゃんやら、HLの人やらの飲み仲間なんだって。
歌舞伎町の住人達だった。
あんたもやくざかい?とかいつものように勘違いされながら、なんか妙に気が合っちゃってしばらく飲みながらバカ話をしていた。
すごい楽しかった。^^

その後最初声を掛けて来たおっちゃんと女江戸っ子のおばちゃんと一緒に離れて飲んでいた。
実はその二人、おっちゃんが務所から出て来てから、ガチガチやりあっている真っ最中だったのだ。
二人が楽しそうに話している時は、一種の愛情さえ感じていた。
おっちゃんの話は全部本当だった。
務所から出て来て、昔の権勢を取り戻そうと歌舞伎町のど真ん中で一人で体張って居るおっちゃんだった。
おばちゃんを妹分だと世話してやっていると言うのがおばちゃんは気にくわネーんだ。
すげえ剣幕でおっちゃんを罵倒し続けるおばちゃん。
最初は楽しそうに話していたおっちゃんの口調が荒くなって来た。
顔色が真っ赤に変わって来た。
周りの者が止めだした。
あんた俺の顔が真っ赤になって来たのわかるだろ、こうなるともう見境ねえんだ、もう我慢ならねえ、、殺されてえんだなオメエとおばちゃん連れてどっかに行こうとしたので、やべえ、、こりゃホントに殺ると思ってなんとかおばちゃんを呼び止めた。
戻って来て座ったおばちゃんの頭を不意に後ろからバコッと蹴って、腹をドカッと蹴り飛ばしておばちゃんが吹っ飛んだ。
ヒデエ事しやがってと俺も頭に来て、女蹴るんじゃねーヨッ!!と怒鳴り付けておっちゃんを説得しだした。
かなり端折って書いているんだけど、一時はお互い若い衆呼び合って乱闘になる寸前だった。
何とか納まってくれて、また4人で路上で飲み出した。

おっちゃんは組の命令だったら自分の子供も殺すと言う。
俺はそんな状況だったら殺しに来るやつらを全員殺してでも家族を守る、と言う。
それに日本人全員の命が掛かっていたらどうする?と言われた。
徳川家康を思い出した。
そこがあんたのまだ甘い所なんだよ、とニコニコしながら言れた。
なんか一本取られたようで、ううんと唸ってしまった。
あんた夢はあるのかい?と言われて、俺の夢はね、地球の平和を守ることだ、と言ったら
あんたあれか、ウルトラの警備隊になりたいんか、アハハと笑った。^^
色んな話をした。
歌舞伎町の人間達の事も色々教えてくれた。
おばちゃんも2人とも、こんなヤツと付き合ってたらロクな事にはならねえぞ、と順番に俺に耳打ちしてくる。(笑)
あんたここに何しに来たんだ、と聞くので、歌を歌いたいんだと言うと、良しじゃあ話通しといてやるよというので、じゃ明日機材持って来るよと言うと、明日か??ううんどうかな。
おばちゃんの妹分のお姉ちゃんも来てカラオケに行こうと言いだしたので、一時間やって来た。

店から出て、落ち着いて来たなあと思って飲んでいたら、今度はかたぎとやくざの若い二人連れがツッケンドンに○○ってヤツはいねえか、と言い寄って来た。
片方はやっぱり6年務所に居て出て来たばっかりらしくて、誰かに恨みがあって探しているようだった。
今度は、人に物聞くのに礼儀がなってねえだろうと乱闘になりかけた。^^::
お互い務所帰り同志でやり合ったら殺し合いになりそうだった。
ツレだった堅気の人もおばちゃんも何とか止めさしてくれと言うし俺もまたヤベエ、、と思ったので仲裁に入った。
俺も見ていておっちゃんの方に道理があったので、ニコニコしながら若いあんちゃんを説得してあんちゃんが謝ったらなんとか仲良くなってくれた。
もう夜も明けて来ていたので帰るよと言うと、突然おっちゃんが啖呵を切り出して2千円置いてけ!!と言い出した。
それまで気分良くコンビニの酒代とか出してたしストリートツアーの予算も使い過ぎてたので断ったら、頑として引かずにコエエ声出して啖呵切り続ける。
俺には俺の都合ってモンがあるんだよ、大事な金なんだと宥めて握手の手を差し出すけど握らない。
それでも切々と説得するけどダメだ。
でもあんたみてえのは初めてだ、とちょっと笑って目だけは合わせてくれた。
こりゃラチあかんなと思って、じゃあ今日の夜歌いに来るぜ、と言って寝なきゃ声がマズイと駐車場のベッドに向かった。
目だけは合わせたまま、じゃあねと手を振って歩き出した。
おっちゃん体は啖呵のポーズ決めながら、目だけは笑っていた。

と言うことで、
水曜(朝だったのでその日)の夜、歌いに行った。
お話の続きはまた次回。(笑)

探しづらいので続きへのリンク載せときます。
続、歌舞伎町の夜
歌舞伎町の夜、3

この物語りはフィクションです。
全ての登場人物は現実の団体とは一切関係ありません。
posted by zaki at 20:33| 千葉 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 講演LIVE・ストリート・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あははっ、ノンフィクションと思ってドキドキしながら読みましたよー(^^)。
行けませんけど、LIVE頑張ってきて下さいね。
Posted by akie at 2005年05月27日 13:04
その辺は読む人の勝手にしときます。(笑)
ちょっとここんトコPCが使えなかったので、ライブが落ち着いたらまた。^^
Posted by ZAKI at 2005年05月27日 13:56
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